画期的というか、ものすごくチャレンジな決済サービス「Kwedit(クウェジット)」が北米でスタートしました。
このKweditのすごいところは、決済時に「あとで支払います」と約束すれば、ゲームの有料アイテムが購入できるところです。しかも支払わないからといって厳しく取り立てられることもなく、支払いの法的拘束力もないとのこと…。
なんとも無謀なサービスに見えますが、1ヶ月間実施してみたところ、支払い率は26%だったそうです。あとの74%は未払い…これでビジネスが成り立つの?と思ってしまうのですが、販売(決済)しているのはデジタルコンテンツなので仕入れがゼロなのでリスクもないのだとか?
逆転の発想で、一般の決済サービスでは利用できない子供たちに向けて販売(決済)することができるというメリットがあるとのことです。
ただし、Kwedit Scoreと呼ばれる信用スコア制度があり、支払いをきちんとすればスコアはあがっていき、より高額の決済が利用できるようになったり、逆に支払いが遅れたり、支払いをしなければスコアが落ちていき、最終的にはKweditが使えなくなるという仕組みもあるそうです。
アバターなどの有料アイテムを手軽に購入する人が増えてきている今、意外にひろまりそうな予感もするのですが…。さて、どうなることやら…今後が楽しみです。