★日本も捨てたもんじゃない
今は神戸に来てまして。今から山口県防府市に講演に行きます。昨夜はセミナーに参加してくれた船井総研コンサルの須磨の自宅に泊まったんですが、いやー、ここはスゴイ眺めで最高!高層マンションの目の前は素晴らしい海で、朝起きると可愛い嫁さん?が朝食の準備をしてくれて・・・。一緒に泊まったのは学生起業家のまま翻訳業エージェントやってる22歳で、1000人の翻訳家をネット上で抱え、世界66カ国語の翻訳を企業向けにやっていて、今年は年商?千万円。いるんですね。こういう若者が・・・。日本も捨てたもんじゃない、かつ、俺はまだまだだと痛感しました。恥ずかしいと・・・。努力しかない。
★交流会継続の要因
さて、セミナー交流会「九州ベンチャー大学」ですが、今振り返ると11年128回続いてきた要因もいくつかあります。
一つは「詳細な案内チラシ」を毎回創ったこと。これは当時の広告屋+コピーライターの経験を活かしたんですが、ゲストの詳しい経歴や実績をココまで書くかというくらい、毎回びっしり文章で紹介しました。
有名企業の有名人なら「ゲスト:ソニーの出井会長」でもいいんですが、ベンチャー大学ゲストは基本的に中小零細ベンチャーの社長=無名が多い(有名でも大企業のサラリーマン社長は排除。あくまでも起業や中小自営に役立つ人を選抜)ので、中身で勝負ということです。これはその当時の普段の、中小企業の広告作成でも同じで、無名でも詳しい情報を載せれば求人や営業広告で効果が出たという経験に基づいています。
二つ目は、毎回参加者の声と過去のゲストのフォロー情報を集めた「会報:インタークロス通信」を出していたこと。今もワープロで書いてリソグラフ輪転機で創った汚い会報ですが、これで「この会はどんな人が来ていて、今までに何をして来たのか?」が、初心者の人にもわかるようにしたんです。私はセミナー主催や講演もしますが、他の会に参加者として出ることも多い。でも、その初めて参加する場合、中身や参加者の顔ぶれがわからないと、参加するのは相当な勇気が居る。ならば、極力、会の情報は出していこうと思ったんです。今は会報は2つ。10ページ前後の「人生逆転!天職マガジン」と、1ページの「インタークロス通信」で、後者は私のエッセイや出会った起業家の成功話。参加者には前者を会場で渡し、不参加者や個人的にこれはという人には後者を郵便・メール・faxで約2000人へ送っています。
三つ目は、やはりインターネットですね。97年に嫁さんが見よう見まねで「ベンチャー大学」のhp創ったんですが、これが大いに効果を発揮しましたね。まあ、交流会はまずは続けることが大変ですが、今もネットで「異業種交流会」「福岡」で検索すると、出てくるのはうちしかないですね。毎月約10名くらいの新しい参加者がいるんですが、この数年はネットで見たと言う人が激増しています。
四つ目は参加費を安くしたこと。昔は3000円、今は4000円でセミナーが聞けて後半は立食パーティ。当然、あまりは毎回無く、運営は楽ではないですが、私はこれで儲けるつもりはないし、あくまでも弱者の人たち=中小零細自営業系の人が気軽に参加できるようにしたかった。
五つ目は・・まだまだいろいろありますが、またの機会にします。